お知らせ

2021.11.30

共生型デイサービスとは

共生型デイサービスとは

2018年度(平成30年度)の関係法令の改正により、新たに登場した新しいデイサービスの形です。

これまで、機能向上訓練や入浴・レクリエーション等を行なうデイサービスの中でも、障がいを持つ方を対象とした「障がい福祉サービス」と、介護を必要とする高齢者を対象とした「介護保険サービス」は制度上別のものでした。しかし、利用者の利便性や人材の有効活用等の観点から見直され、登場したのが「共生型デイサービス」です。

「共生型デイサービス」は、「障がい福祉サービス」または「介護保険サービス」の指定を受けている事業所が、もう片方の指定も受けやすくしたもので、これにより、指定を受けた事業所では障がい児者・高齢者のどちらも受け入れることができるようになりました。

〈かなで〉は「介護保険事業所」として2021年4月にスタートし、同年11月より「共生型デイサービス事業所」として指定を受けました。

障がい・介護を区別することなく、支援を必要とする方が、住み慣れた地域・通い慣れた施設で、ともに“その人らしく”過ごせるようサポートいたします。

共生型デイサービスのメリット

一番大きな違いは、「障がい福祉サービス」を利用する方が65歳以上も同じ施設で引き続き同じサービスを受けられる点です。

(「障がい福祉サービス」の場合は、65歳から対象の制度が「介護保険サービス」に切り替わるため、通い慣れた障がい福祉事業所から新しい介護保険事業所へ移らなければなりません)

また、障がい者・高齢者の区別なく、自分が暮らす地域の事業所で共に過ごすことができ、年齢層も幅広く多様なコミュニケーションが生まれます。

地域社会との交流においても、新しい地域の形を育む一助になると考えています。